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協会長からのご挨拶

協会長からのご挨拶

会長就任挨拶

2022年6月16日
第二地方銀行協会
会長 黒本淳之介





  このたび、第二地方銀行協会の会長を務めることとなりました、栃木銀行の黒本でございます。今後、関係各位のご理解、ご協力を賜りながら、職責を果たしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 さて、わが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響等から一部に弱めの動きもみられるものの、基調としては持ち直しております。一方、地域経済に目を向けますと、コロナ禍が長期化する中、足元ではロシアのウクライナ侵攻の影響による資源価格の高騰、農産物や食料品関連の価格上昇もあり、先行きの不透明感が高まっております。

 地域の経済成長や持続性を確保するためには、人口減少・少子高齢化という構造変化に加え、コロナ禍で進展した非対面・非接触ニーズの高まりなどの不可逆的な変化も踏まえた、新しい常態に対応することが不可欠であります。

 こうした中で、私ども地域銀行の役割は、地域経済を支えるステークホルダーの一員として、新常態に対応した地域経済を地域の皆様と共に創り上げていくことと認識しております。この1年の第二地方銀行協会の活動テーマを「地域社会の未来を共に創る」といたしまして、具体的に以下の3点に取り組む方針です。

 1.顧客起点のビジネスモデルの構築

 お客様が抱える課題がより一層多様化・複雑化する中で、会員行の強みである『親しみやすさ』を活かした緊密な対話により、お客様の実態を把握し、真のニーズに沿ったコンサルティングを提供していくことが求められています。法人のお客様については、事業再構築・再生支援の他、販路拡大、気候変動・デジタル対応、個人のお客様については、生涯にわたって豊かな人生を送るための安定的な資産形成や資産承継、ライフプランに応じた多様な金融商品・サービスの提供に向け、実務支援や人材育成の側面から会員行の取組みを支援して参ります。

 2. デジタルによる生産性向上

  限られた経営資源を活かし収益力を高めることは、中小小規模事業者と同様、地域銀行も避けて通れない大きなテーマです。お客様のビジネスプロセスの改善、ビジネスモデルの変革に向けたデジタル化を支援する一方で、会員行自身においてもデジタルによる効果的・効率的な顧客接点の創出、ペーパレス化、データの利活用等による生産性向上が求められています。これら会員行の取組みに対し、当協会が持つネットワークを活用し支援して参ります。

 3. 地域課題解決ビジネスの創出

 持続可能な地域社会の実現には、地域課題や社会課題の解決への糸口となる具体的なビジネスの創出が鍵となります。そのためには、地域のステークホルダーと対話を重ね、あらゆる地域資源や地域課題を共有し、多種多様な業種間での協業および連携が不可欠です。環境・社会・経済に良い効果を生み出す地域課題解決ビジネスの創出に向け、当協会が進めてきたビジネスパートナーとの共創の場である「SARBLAB」(The Second Association of Regional Banks Laboratory)で蓄積した知見を活用し、会員行による新たな挑戦を支援して参ります。

 このように社会的・経済的課題が多様化・複雑化するなかで、地域銀行がその課題解決に重要な役割を果たせるよう、様々な課題に関する情報提供や関係当局との協議・要望を通じて、会員各行の取り組みを積極的に支援して参りたいたいと考えております。 最後に、改めて皆様のご支援とご協力を心からお願い申し上げ、会長就任の挨拶とさせて頂きます。

以 上

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