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協会長からのご挨拶

会長就任挨拶

第二地方銀行協会
会長 藤原 一朗

 このたび、第二地方銀行協会の会長を務めさせて頂くことになりました、 名古屋銀行の藤原でございます。

 まずは、熊谷前会長の功績に、この場を借りて敬意を表するとともに深く感謝申し上げます。今後、関係各位のご協力、ご支援を賜りながら、会長の職責を果たしてまいる所存でございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 私ども地域金融機関は、国内外の長短金利の低下による収益悪化、少子高齢化・人口減少の進行による地域経済の市場規模縮小、フィンテック事業者等の銀行業務への参入といった大きな環境変化に直面しており、経営環境は厳しさを増しております。

 この難局を打開するため、地域経済の活性化と銀行自らの変革を同時に推し進めていく必要があります。そのために、私どもの強みである地元企業等に関する情報や産業横断的なネットワークを最大限活用し、「共創による変革」を通じて、地域社会の未来を創造する一端を担うと同時に、私どもの収益基盤の強化を図ってまいります。以下では、私が「共創による変革」を進めるに当たって、重視したいポイントを3点申し上げます。

1.変革の加速

 地域金融機関の経営健全性維持・向上の観点から、改革のスピードアップが求められています。具体的には、従来の銀行業務におけるビジネスプロセスの抜本的改善、必要に応じた銀行間の共同的取組み、店舗機能の見直しを含めメリハリの効いた営業チャネルの展開、適切な人員配置等を急ぎ、これらを通じて収益力の強化を図ると同時に、地域への貢献を更に推し進めてまいります。

2.オープンイノベーションの積極的な活用

 昨今AI、ビッグデータ、ブロックチェーン等の技術を活用した革新的なサービスが生まれ、新たな金融サービスの担い手が現れています。こうした動きは、銀行にとっても好機であり、私どもとしても新技術を活用し、お客様の利便性を少しでも向上させるとともに、自らの生産性向上や情報の利活用等ビジネスチャンス拡大に繋げてまいります。

 今般、当協会では、会員行同士はもとより、新技術に明るいスタートアップ企業とも連携し、イノベーションに取り組むプラットフォームである「SARBLAB」を設置しました。「SARBLAB」では、オープンイノベーションの視点から、幅広い分野で外部連携を行い、お客様目線のビジネス改善と創出のための情報提供や意見交換等を行ってまいります。

3.地域密着の強化

 「地域社会への貢献」は、地域金融機関の揺るぎない使命です。地方自治体との連携や産学連携、異業種のノウハウ等のコーディネーターの役割を担い、地元企業の生産性向上や個人のお客様の資産形成に貢献してまいります。具体的には、地元企業の立場に立った事業性評価に基づく金融仲介機能発揮や経営支援、ライフステージに応じた金融サービスの提供を通じて、地方創生への貢献を果たしてまいります。

 

 以上、会長就任にあたっての抱負を申し上げました。

 図らずも「令和」という新時代になって初めて就任する会長ということで、身の引き締まる思いでございますが、「令和」には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められていると言います。令和にふさわしく、安心・安全かつ便利な金融サービスを通じて地域と共創する会員行の取組みを、しっかりとバックアップしてまいりたいと考えています。

 最後に、改めて皆様のご支援とご協力を心からお願い申し上げまして、会長就任の挨拶とさせていただきます。

 

以  上

 

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