送金・引落し事務の効率化をご検討の方へ
SDSの概要
第二地銀協データ伝送サービス(略称:SDS)は、ご利用企業のコンピュータやパソコンと全ての加盟地方銀行のコンピュータとの間を、SDSセンタ(業界共同センタ)を介して、通信回線で結び、ご利用企業のデータの送受信を一括して行うサービスです。ご利用企業におかれては、SDSセンタにアクセスするだけで、全ての加盟地方銀行とデータの授受ができますので、事務の合理化を図れます。データのやりとりは、通信回線によるデータ伝送ですので、帳票や磁気テープよりも一層安全・確実・迅速に処理ができます。
各種サービス案内
預金口座振替データの伝送
複数の加盟地方銀行あての預金口座振替データを一括送受信するサービスです。
口座情報の提供(マルチバンクレポートサービス)
複数の加盟地方銀行にある預金口座の取引明細や振込入金、預金残高を一括照会できるサービスです。
総合振込データの伝送
複数の加盟地方銀行あての総合振込データを一括送信するサービスです。
Q&A
Q.
SDSを利用できる金融機関は?
A.
第二地方銀行協会加盟の地方銀行全てでご利用が可能です。
Q.
SDSの利用料は?
A.
利用を希望される地方銀行に対して伝送にかかるSDS利用料の支払が必要です。サービス毎に利用料を頂戴する方法が異なりますので、詳しくは下記の問い合わせ先にご照会ください。なお、当協会に対する利用料の支払は不要です。
Q.
利用開始までの流れは?
A.
お申込み受付からご利用開始までに2~3ケ月程度がかかります。利用開始までの流れについては、SDSパンフレットをご確認ください。
なお、SDSセンタと接続試験料は、平日(14:00~16:00)であれば無料です。
Q.
預金口座振替の振替結果はどのように返却?
A.
貴社のご希望(ご選択)により、「振替不能分のみ返却」、「振替結果全てを返却」のどちらでも可能です。
Q.
振替した資金は1行に集中できるの?
A.
貴社のご希望の銀行を指定いただくことで、指定(幹事)行への資金集中が可能です(ご指定がない場合は東日本銀行となります)。利用する銀行全てに決済用口座を持つ必要がなく、資金集中が可能です。
Q.
セキュリティ対策や障害対策は?
A.
SDSでは、お客様のデータを守るため、あるいはシステム障害や災害時の対応に備えて、主に以下の対策を講じています。
(1) 主なセキュリティ対策
・インターネット網からの遮断
・Anser-DATAPORT(注)と連携した回線暗号化対応
(注)NTTデータ社が提供する大量データ伝送用回線サービス
(2) 主な障害時(災害)対策
・システム障害時に本番機から予備機への迅速な切替
・回線障害時にデータ伝送からDVD搬送への切替も可能
・被災時に遠隔地バックアップセンターへの切替
Q.
契約は誰と結ぶの?
A.
「SDS利用契約」は貴社・当協会間で、「SDS利用料」は貴社・該当する地方銀行間で結んでいただきます。その他、資金集中する場合は、貴社・指定(幹事)行間で「資金の取りまとめに関する覚書」を結んでいただきます。